鉄の城。

■熱気渦巻く世界新日鐵君津製鉄所に続き、この夏2度目の製鉄所見学へ。 今回は、先日の京葉工業地帯巡りで千葉港の遊覧船やポートタワーから何度も眺めたJFEスチール東日本製鉄所。 しかも、新日鐵では見れなかった高炉見学が予定に組み入れられていて、最…

久し振りに誰かと。

■初めての京葉工業地帯巡り時々知り合い数人と工場を見に出掛ける事はあれど、20名での工場見学イベント以来中々ネットで同行者を募る機会がなかったので、幾分夏の日差しが大人しくなって来たのを機に、久し振りに誰か初めての相手と工場を見て歩きたくなる…

工場の季節。

■熱い工場見学へ!暑くなるこの時期は、夏休みと合わせて様々な企業が工場見学を企画してくれる嬉しい季節。 特に製鉄所関係が充実していて、先日は君津市主催の『君津市民ふれあい祭り』の一環として丸1日掛けて新日鐵の君津製鉄所が工場見学を開催してく…

旅の終わり。

■1人夜歩く深夜、八幡駅前のホテルを抜け出して、工場の夜景を観る為に事前にチェックをしておいた高台を一路目指す。 昼間とはまた違った顔を期待しながら藪の生い茂る100段以上続く階段を黙々と歩いた先には、思っていた通り、静かに操業を続けるプラント…

1901年からの贈り物。

■近代製鉄発祥の地3週間近くに渡った四国での泊まり込み仕事の後、広島⇒徳山と続いた工場探訪は、そのままの流れのままに北九州入り。 北九州に入って最初に目指したのは、日本初の高圧高炉をリペイントして文化財として残した東田第一高炉史跡広場。 日本…

遠く憧れの場所へ。

■煙突の街不思議で面白い施設『広島市環境局中工場』を見た後は、そのまま市内で一泊。 翌日は1度呉へ向かい『大和ミュージアム』で1/10サイズの戦艦大和の模型を見物し、その足で長く憧れていた工場の街・徳山へ向かう。 この工場blogや既出の工場コミュニ…

ショーウィンドウで着飾って。

■余所行きのプラント仕事で暫く四国に滞在した後はそのまま広島へと渡り、このblogや工場コミュニティで幾人の方から薦めていただいた『広島市環境局中工場』へ行く事に決める。 公共の施設な為に平日の昼間しか見学出来ないが、予約も必要とせずプラントを…

車窓に映えるコンビナートの息吹。

■嬉しい御出迎え1週間の予定で急遽向かった四国での泊まり仕事。 岡山で新幹線から乗り継いだマリンライナーに揺られ瀬戸大橋からの眺めを堪能していると、向こうから直ぐ間近と迫って来るのは紛れもない壮大なプラント群。 それが、噂では何度も耳にしてい…

いつも、嬉しいコメントをありがとうございます。

今現在、四国へ3週間の泊まり込み仕事に来ていますので、(半日は、高松のコンビナート巡り休日を挟みつつ)関東へ戻り次第御返事させていただきます。

休みの日には空を眺めて。

■働く機械溶鉱炉や化学プラント以外にも、多くの工場好きな人が惹かれる場所、それは様々な巨大クレーンが立ち並ぶ港。 コンビナート巡りをしていて、次々と正確に積み荷を準備するトレーラーと見事なコンビネーションを発揮し、横付けされた貨物船へ猛烈な…

工場的なモノ。

■夢の残滓4月末に茨城の廃工場へ行って以来、生き生きと稼動する現役プラントだけでなく、穏やかな時間の流れに身を任せ朽ちて行く機械にも、興味を惹かれるようになって来た気がする。 人の生活を支える為に存在していたのも今は昔、錆に侵された身体を力…

続々《第一回コンビナートを巡る会》。③

■誰かと共有する気持ち昼の部で見て回った、プラントを手に取るように間近に見上げられる鶴見線沿線から離れ、夜の部は少し趣向を変えて、ベイブリッジを越え根岸線沿線のコンビナート夜景を少し離れた場所から眺めてみる事に決める。 オレンジに輝く大黒埠…

続《第一回コンビナートを巡る会》。②

■萌える時間最初に一行が向かったのは、東扇島にある火力発電所での見学会。 1時間ばかり映像や実験でLGMや発電に就いて話を伺った後、待望の構内見学。 個性溢れる注意書きポスターを横目に熱気溢れるタービンを体感し、そこから1度車に戻って移動した先…

《第一回コンビナートを巡る会》。①

■萌える軍団《第一回コンビナートを巡る会》を開催しようと思ったのは、見学のエキスパートであるpiroriさん【http://kengaku.exblog.jp/】から1つ工場巡りのアイデアを聞かせていただいた時に、それが本当に実現出来れば凄く面白そうだと心が躍ったからで…

萌える人々《http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E8%90%8C%E3%81%88%E3%80%80%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0&lr=》

先月半ば頃から、ここ『工場萌えな日々』へ検索エンジン経由で来訪する人の使った検索ワードが、とうとう「工場」を抜いて「萌え」が1位となる事態に。 もしも、ここへ柔肌の二次元美少女画像等を楽しみに迷い込まれた方がいましたら、大変申し訳ありません…

夢見て走る。

■工場から広がる心以前にここでも1度軽く触れた、いつもより大勢でとなる『工場見学会』の下見を兼ねた打ち合せをする為に、企画立案者と川崎駅前で待ち合わせ。 先ずは軽く昼食を採りながら今日の予定を大まかに決め、相手の車に御世話になりつつ工業地帯…

好対照を眺めて。⑥

■赤×白の世界翌朝からは、暫く友人に付き合って《鹿島⇒香取》と神宮巡り。 その後、昼間の工場を眺める為に鹿島臨海工業地帯へと戻り、港から大まかな景観を確認。 港を挟んで、左手の住友金属側の一面赤錆びた姿と、右手に並ぶ化学コンビナートの真っ白なタ…

深夜に蠢く鼓動。⑤

■暗闇に漂う光友人に付き合い所々で観光地へ寄ったりしている間に夜の帳が下りて来て、結局鹿嶋市内で一泊する事に決まる。 ホテルへ連絡して予約を入れた後、ある程度は時間が確保出来たので、先ずは早速目途を付けていた鹿嶋港へと向かう事に。 工場見物の…

街を見守る巨人。④

■蒼天に凛と輝く廃工場から南下して真っ先に目指したのは、事前に大まかな目途を付けていた日立市。 車で街へ入ると、突然目の前に2つの巨塔が目に飛び込んで来る。 それを目の当たりにした途端に、街を見下ろすように聳え立つその日立セメントの巨大プラン…

子供の頃のささやかな冒険心を。③

■足取り軽く舞う心気持ち良い風の吹く屋上を、鉄板に穴が空いて弱っている足場の事を忘れそうになりながら、周囲の景観を確かめる様にゆっくりと少し浮き足立ちながら歩いて回る。 初めて工場の中を俯瞰で眺められる場所に立てた喜びを噛み締めながら暫く佇…

それでも輝く世界。②

■尚も紡がれる物語狭い通路に何台ものカメラとその数倍のスタッフが入り乱れて撮影現場は凄い熱気。 その中を幼い頃より何度もTVで見た著名な俳優が独特のポーズで駆け抜けて行く。 そうこうする間に休憩時間となったので、知り合いの脚本家氏に許可を取り、…

茨城縦断工場探訪。①

■錆色に抱かれながら以前より親しくしていただいた著名な脚本家の方から「今度廃工場で映画の撮影をする事となったので、時間が合えば覗きに来ないか」と嬉しい御話をいただく。 廃工場と云うと、工場や廃墟の熱心な愛好者が止むを得ず密かに忍び込む以外に…

「カレンダーの裏の覚え書き」《http://d.hatena.ne.jp/Fuyuzaki/20050424》

『カレンダーの裏の覚え書き』のFuyuzakiさんからいただいた、こちらが以前書いた四日市探訪記への突っ込みに対する返答を少しばかり。 実は、JRの四日市近辺の駅の長閑さを他でも何カ所かで書いたのですが、この時に四日市を案内していただいた方からも「地…

誰かと見る鋼鉄の峰。

■工場観光の可能性最近、徳山や尼崎等の様々な工業都市で、地元が誇る工場の素晴らしい景観を観光に利用しようと云う動きがあるらしい。 そんな動きが更に活発になってくれると、自分も仲間を誘ってもっと多くの工場へ気軽に足を運べるようになるかもと、気…

工場な仲間達。

■1人じゃない 「工場・コンビナートに萌える会」 《http://mixi.jp/view_community.pl?id=71417》 何度かトラックバックやコメント欄でも話題にしましたが、自分以外に工場好きな人が果たしてどれ位存在するのかを知りたくて、この工場blogより少し遅れなが…

倭文「工場好き野郎がここに一人居ます」《http://shitoori.exblog.jp/》

自分以外に初めて見付けた、嬉しい工場画像blog。 綺麗な工場夜景が中心で、こことは全く違った視点から今後も見知らぬ工場を沢山紹介してくれそうな予感に心が高鳴る。 泊まり込み仕事の合間に毎日楽しめる事が1つ増えた幸せ。

同じ場所で仰ぎ見た景色。

■作り物のように幻想的な泊まり仕事が長引いたので、その合間を縫って今回も突発的に久し振りの川崎へ出掛けてみる。 後僅かで夜も明けると云った微妙な時間からだったが、それでも久し振りに見る馴染みのプラントと挨拶を交わすような気持ちでゆっくりと回…

工場が介する一期一会。

■自分がそうであった様に検索で偶然探し当ててこの工場blogを訪れてくれた方のコメントを読み、そう云えばここに来る人は一体どんな単語を使ってやって来るのか少し調べてみる。 その結果、如何に工場好きが世の中に溢れているのかを再認識して少し明るい気…

遠く、遙か遠く。

■何処の工場が待っていてくれるのか昨年末から実家に地層と積もった荷物を整理する為に月に1度程のペースで通っているが、御陰で、気軽に馴染みの工場へ足を伸ばす機会が如実に減っている。(自宅で休むのは月2日程度。) そうなってくると、普段の楽しみは…

夢に見た輝ける草原を/③

■遙かなる光の大地途中で昼食を挟みつつ、それ以外の時間は長閑に工場話を交わしながらの移動を繰り返していると、自宅が遠く先に四日市を後にする相手と遂にお別れ。 半日と云う短時間に霞地区から塩浜地区まで四日市コンビナートを共に縦断した素晴らしい…