2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鉄籠に羽根を休めて【番外編:巨大施設見学⑥】

■鳥達の帰る場所今回は、同じ工場は工場でも航空機の整備工場へ。 一般公募で参加出来る見学場所としては以前よりとても人気の高い羽田空港脇の《ANA機体メンテナンスセンター》、同行者は工場見学をすると大抵そうなる様に相変わらず個性豊かで、友人漫画家…

釣り人達の楽園【番外編:巨大施設見学⑤】

■幻の島へ今年の6月末、多くの人に惜しまれながらも一般人の渡航が出来なくなった1つの島がある。 それは、明治〜大正時代に掛けて旧陸軍が東京湾口に建造した3つの人工要塞島の中で最も人気の高かった《第二海堡》と呼ばれる場所。 (因みに、《第一海堡…

《JOE NISHIZAWA PHOTOGRAPHS(http://joe-nishizawa.jp/)》

今回体験した《東京ジオサイトプロジェクト》や以前に紹介した《首都圏外郭放水路》の公式サイトに多数掲載されている独得な質感が素晴らしく格好良い写真に長く惹かれていたのですが、その両方の作品を手掛けられた写真家・西澤丞さんと最近知り合う機会を…

地底のピクニック【番外編:巨大施設見学④】

■賑やかに続く道この夏、巨大施設の一般公開として1番の盛り上りを見せたのは、間違いなく《東京ジオサイトプロジェクト4》。 これは、日比谷から虎ノ門へと続く巨大な地下インフラ空間として建設されていた共同溝を舞台に、毎回異なった視点から様々な可…

空に聳える未来【番外編:巨大施設見学③】

■蒼い地球へ天候に恵まれ見学日和となった午後に横須賀中央駅で案内用チラシを受け取り港を目指すと、見覚えのある高い櫓が見えて来る。 この地球深部探査船『ちきゅう』は、海洋石油掘削で実績のあるライザー掘削システムを使い水深2,500m(目標は4000m)の深…

深く何処までも。【番外編:巨大施設見学③】

■光る船今年6月、数人の知人と共に泊まり掛けで長崎へと向い造船所や廃墟等を幾つか観て回った時、初日の晩に人気の全くない真っ暗な道を宿へと急ぐ途中に不思議な光と遭遇したのがその船との最初の出会いだった。 どうやら艤装中の船舶らしいと直ぐには気…

鉄骨を潜れば。【番外編:巨大施設見学②】

■身近な異空間今回訪れた地下空間は、自宅近くの中央線東中野駅地下に建設中である首都高速中央環状新宿線の地下構造物。 この場所は、JR中央線、地下鉄大江戸線、山手通り(環状6号線)に加えこの首都高と交通網が4層に重なり、その為に安全性や振動に細心…

光を仰ぐ世界。【番外編:巨大施設見学①】

■地下王宮へ人の為に陰で働く機械が好きな自分にとって、工場と同じく気になる対象として様々な巨大施設がある。 特に、都市の大掛かりな機能を守る為に地下へと建設される様々な巨大建造物には強く惹かれるので、時々誰か知り合いと一緒して見学へ訪れてみ…

一工場好きの呑気なblogへいつも嬉しいコメントをありがとうございます。

自宅に帰り次第返事を書かせていただこうと思っていたのですが、結局ここ3ヶ月近くで3時間と戻っていない生活を継続中ですので、仕事先から慌ただしくて申し訳ありませんが御礼をさせていただきます。 ■叛さん 身近な場所で工場好きな相手を探すのは本当に…

1人でも大勢でも。

■そして工場へと続くこの工場blogを始めた当初は、少しでも多くの人に工場の持つ素晴らしさが伝わればと云う想いがあったのですが、気が付けばここ1年の間に工場を通じて本当に大勢の方と知り合う事が出来ました。 直接御一緒して工場を観て回る事が出来た…

鉄の城。

■熱気渦巻く世界新日鐵君津製鉄所に続き、この夏2度目の製鉄所見学へ。 今回は、先日の京葉工業地帯巡りで千葉港の遊覧船やポートタワーから何度も眺めたJFEスチール東日本製鉄所。 しかも、新日鐵では見れなかった高炉見学が予定に組み入れられていて、最…

久し振りに誰かと。

■初めての京葉工業地帯巡り時々知り合い数人と工場を見に出掛ける事はあれど、20名での工場見学イベント以来中々ネットで同行者を募る機会がなかったので、幾分夏の日差しが大人しくなって来たのを機に、久し振りに誰か初めての相手と工場を見て歩きたくなる…