あなただけの工場の眺め方。

wami2009-02-19

■新・工場鑑賞ガイド『工場萌えF』

雄壮な工場の姿を眺める事が好きで、その気持ちを誰かに届けられる日を願ってこのささやかなブログを更新してきたのですが、そんな拙い想いを1冊の本にまとめる機会に恵まれた2007年3月。
個性豊かで様々な魅力を湛えたその姿を少しでも誰かに知ってもらえたらと、工場の秘めた楽しさを一杯に詰め込んで出版されました。
工場へ静かに惹かれる多くの方へ向けたその《初心者向け工場ガイド》から2年、また新しい工場の眺め方が形になります。
タイトルは、今回も分かり易く『工場萌えF』。
昨年も多くの方と共に各地の工業地帯を御一緒して歩いた住宅都市整理公団総裁/大山顕さんに、工場景観に就いて更に踏み込んだ解説をお願いした共著となります。
製鉄所、石油化学コンビナート、セメント工場と云った様々な形状を持つ工場を前にして、その展望が好きだと自覚しながらも具体的に何処へ惹かれているのかを心の中で模索しているような方にとって、もしも自分だけの工場の楽しみ方を見付ける切っ掛けの1つになりましたら本当に嬉しいです。
因みに、発売元は今回も東京書籍さん、発売日は明日、金曜日2009年2月20日となります。
これから徐々に日差しも暖かくなり工場鑑賞日和が増えますけれど、消え行く高炉の姿を眺められる遊覧船や対岸に広がるコンビナートを落ち着いて一望出来る臨海公園で心地良い週末の一時を過ごされる時、是非気軽に手に取っていただけましたら幸いです。

■工場鑑賞ガイド『工場萌えF』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4487803454/