夢見て走る。

wami2005-05-16

■工場から広がる心

以前にここでも1度軽く触れた、いつもより大勢でとなる『工場見学会』の下見を兼ねた打ち合せをする為に、企画立案者と川崎駅前で待ち合わせ。
先ずは軽く昼食を採りながら今日の予定を大まかに決め、相手の車に御世話になりつつ工業地帯へ向けて出発。
当日のメインとなる火力発電所、その近所に建つ有料展望台を回った後は、工場を外から眺めて面白そうな場所を探して直走る。
今回は1日中案内に徹しようと思っていたが、ポイント毎に相手が熱心に写真を撮る姿を眺めていたらやはり途中で我慢出来なくなり、一旦駅前へ戻って量販店で三脚を購入し再度工業地帯へ。
その後も、見晴らしの良い場所へ着く度に時間を割いて撮影をしていた為に、終電までに予定場所を全て回る事は難しくなる。
それでも、初めて間近でプラントを撮影し満足そうな相手を眺めているだけで和やかな気持ちになれるのは、やはりどんな時でも工場好きな相手の存在を身近に感じられる機会が嬉しいからなのだろう。
結局、深夜まで伸び伸びと候補地の写真を撮影した後は、最寄り駅まで送って貰って解散。
どの場所へ寄ると参加者により楽しんで貰えるのかを考えつつ、開催日までに改めて細かな煮詰めをする事に。
工場に就いてどんな話が聞かせて貰えるのかを想像するだけで昂ぶる気持ちを感じながら、次の仕事先へとそのまま急いだ。

(写真/魅力的なポイントを探して海沿いを走る)