車窓に映えるコンビナートの息吹。

wami2005-07-12

■嬉しい御出迎え

1週間の予定で急遽向かった四国での泊まり仕事。
岡山で新幹線から乗り継いだマリンライナーに揺られ瀬戸大橋からの眺めを堪能していると、向こうから直ぐ間近と迫って来るのは紛れもない壮大なプラント群。
それが、噂では何度も耳にしていた、香川側の玄関口である坂出に広がるコンビナートとの初めての顔合わせだった。
俯瞰でコンビナートを手に取るように見渡せる新鮮なロケーションに心を沸き立たせながらも、四国での泊まり仕事が漸く一段落して再度その様子を確認しに向かえたのが3週間近く経った昨晩。
運転手からの解説を聞きながらタクシーで手短にコンビナートの様子を見て回り、JRの駅に戻った後は終電間近のマリンライナーで今度は夜景を堪能。
そうして、子供の様に窓から目を離せないまま流れて行く数分程度の煌びやかな舞台は幕を下ろす。
窓の外に広がる暗闇を名残惜しそうにぼんやり眺めながら、またきっと次に出会える機会を楽しく想像しつつも明日訪れる場所の事を考えていた。

(写真/瀬戸大橋の橋脚に沿う様に続く坂出のコンビナート)