工場を愛する全ての人に、感謝を。

wami2006-03-11

■いつも、君はそこに

自分の中に煌めく工場の魅力はいつも絶大で、各地に広がる個性溢れるプラントを積極的に眺め歩く様になって以降にカメラを持ち始めたこの拙い写真からでさえも、その躍動感や魅惑的な輝きを(たとえ僅かでも)伝えられれば、きっと同じ気持ちを抱く誰かが自らの心に眠るその囁きに耳を傾けてくれるかもしれないと、時に長閑に時に楽しく書き綴って来たこのblogも、様々な相手から心躍る刺激を受けながら気が付けば既に1年以上が経過。
泊まり込み続く仕事先を気侭に抜け出してはコンビナートの威容に気持ちを昂ぶらせていた一昨年の秋頃は、まさかその半年後に総勢19名での工業地帯巡りを主催させて頂く運びになろうとは微塵も想像出来ず、それからも続く予想を超えた多くの工場好きな方との交流も全て等しく嬉しい経験でした。
(件の《工場コミュニティ》も、今では2800名を越える方に参加いただいています。)
茨城にある廃工場を使い撮影された《あぶない刑事》シリーズ7年振りとなる新作映画のロケ現場へ同行させていただいた事、四日市で過去に勤務経験のある方から案内いただいての聖地巡礼、高松⇒呉⇒徳山⇒北九州と渡り歩いたコンビナート巡りの果てに《工業地帯もの》と云うジャンルで自主音楽を製作されている方と御会いする機会を得られた事、横浜プリンスホテルで大勢の工場好きと共に飲みながら迎えた朝、京浜運河での工場クルーズ、馴染み深い顔触れとなりつつある気心知れた仲間達と定期的に港を眺める工場観光etc.そのどれもが掛け替えのない記憶として温かく胸の内に残っています。
そして何より、極めてマイペースな更新を続けるこの工場blogへいつも足を運んで下さる皆さん、自分と同じく工場の姿に心ときめかせる相手と出会えた事に心より感謝します。

(写真/夜に瞬く鹿島の化学プラント)