工場好きは彼の地を目指す。/①

四日市にて

■始まりは突然に

mixiで自分が管理人を務めさせて貰っている工場萌えコミュニティで参加者の方から声を掛けて頂き、工場好きなら1度は彼の地へ足を踏み入れたくなる四日市行きが急遽決まる。
相手の休みに日程を合わせ、早朝より動けるよう深夜バスに飛び乗り、朝の5時には四日市に到着。
当初の目的地へ移動する為にJR四日市駅へ向かうが、2両編成の電車が1時間に2本だけ走る時刻表や、想像していた以上に長閑な街並みを見て少し驚く。
(実は、工場の規模や工場好きの間での知名度等で、事前にイメージが膨らみ過ぎていた。)
それでも、始発列車の窓から、白煙を噴き上げる煙突が立ち並ぶ姿を見て、自分が有数の工場地帯に来ている事を漸く実感。
暫くは初めて見る工場の脇を見上げつつ歩いて、時間になってから待ち合わせ場所へ。
軽トラックに2台の自転車を積んで登場した相手と挨拶を交わした後に、以前四日市で工場関係の仕事をしていたと言うその方の詳しい解説を聞きながら、贅沢な工場見物が始まった。
(②に続く)

(写真/四日市・霞地区にて)